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立花のいけ方について
立花といっても今は大きくわけて2種類の生け方があります。
一つは、立花正風体(しょうふうたい)と言って昔からある役枝の区別がはっきりしている生けかたです。
役枝とは生けるときに必ず挿さなければいけない枝です。
立花の役枝には、
真(しん)・請(受)(うけ)・控(ひかえ)・副(そえ)・流(流枝)(ながし)・正真(しょうしん)・胴(どう)・前置(まえおき)・見越(みこし)
があります。正風体を生ける時には必ず挿さなくてはいけません。
そのほかにも役枝ではありませんが、場合によって
後囲(うしろがこい)や留(木・草or陰・陽の2種類)(とめ)・副下(そえした)・請内(うけうち)・・・・・・
など、いろいろなあしらいを挿していける時があります。
もう一つの生け方は立花新風体(しんぷうたい)と言って役枝の区別があまりはっきりしていない生けかたです。
どちらの生け方でも共通しているのは、足元を垂直に立てるということです。
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正風体の役枝
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